Leupold から、コストパフォーマンスに優れた新型サーマルビジョンが発売されました!
その名もLTO Tracker!(名前は普通かな??)
この価格の小型サーマルでは、Pine Logic から発売されている
Tシリーズのサーマルが革命的な商品として話題になったのが記憶に新しいですが
今回のLTO Tracker については、それを遥かに上回る商品と断言して間違いないと思います。
Pine Logic のT12シリーズなどは当店でも販売させて頂き、概ねご好評を頂きました。
当時としては、何より価格的に衝撃的なアイテムでしたので当店でも動画レビューをさせて頂きましたが
一部のお客様より、熱体がない場合に画面が単なるドットの集合体になってしまう点について
ゲームなどでは使いづらいとのご意見も頂きました。
この辺も含めて、今回のLTO Tracker について見ていきたいと思います。
パッケージ
まずはパッケージをサラッとご紹介です。
非常に高級感のある紙製の箱に本体が入っております。
紙製の箱ですが、非常に硬く、表面はゴムのような、樹脂のようなサラサラ感があり、非常に手触りの良い印象です。
大きさ
長さ:1420mm
解像度:240x204px
フレームレート:30hz
チューブ系:30mm
ここでのポイントはチューブ径、現地のレビューだとライフルマウント出来ないようなレビューもあり
心配しておりましたが、全く問題ありません。
その辺は、さすがにLeupold も分かっていると思います。
チューブ径は30mm ですのでシングルリングのマウントでマウントするのがちょうど良いと思います。
パワーオン
パワーオン後は以下のようなイニシャライズ画面となります。
わずか0.5秒ほどで起動しますので、ストレスはありません。
カラーモード
カラーモードは以下の6種類です。
個人的にはホワイト系が見やすいですが、ブラック&オレンジが最もサーマルぽいかも知れません。
倍率
Pine Logic では倍率は各モデルにより固定でしたが、LTO Tracker では
1台で1倍-6倍の切り替えが可能になっています。
最高の6倍にするとスコープと同じように画像が粗くなりますが
倍率の切り替えが出来るというのは非常に嬉しい機能です。
レティクル
この価格ですがレティクルまで搭載しています。
画面が小型である事は否めませんので、実弾で何百メートル先の目標を狙うのには役に立ちそうもありません。
ゲームで使用する分にはちょうど良い距離感ではないかと思います。
使用感
起動後の画面については、Pine Logic のTシリーズがドットの集合体だったのに対し
Leupold Tracker は非常にサラサラとした、滑らかな画面を実現しています。
数百万円するような高額サーマルには当然及びませんが、それと同じ系統の印象になっている様に感じます。
今回の商品はセンサー検知範囲が約550mありますので、かなりしっかりとした検知が可能になりました。
Pine Logic のMシリーズなどでは検知範囲が30m程度となっており、これでも当時は画期的ではありましたが
それとは比べ物にならないほどの検知能力を備えています。
熱感知した対象だけでなく物体も捉えますので、以下の動画内で出てくる
上空のヘリコプターなども確認する事ができます。
論より動画、という事で今回もクイックレビュ動画を作成しましたのでご参照下さい。
※撮影対象者の方には確認のうえ撮影をさせて頂いております。
カードでの分割払いも可能です、ぜひご検討下さいませ。